異常な抜け毛

「抜け毛」という文字がポンと置いてあるだけで異常だと騒ぎ立てていたら、疲れてしまいます。なぜなら抜け毛とは本来、頻繁に起きる現象だからです。
人の身体が新陳代謝を行うかぎり、ある程度毛が抜けてしまうのは仕方のないことだし、むしろ新しい髪の毛に生え変わるのですから、喜ばしいことでもあります。
特に、髪の毛を長く伸ばし過ぎると、その重みで髪が抜けてしまうということもあるようです。ですから、単に「抜け毛」というだけで、慌てる必要はありません。

例えば、お風呂でシャワーを浴びたあとでふと排水口のあたりを見てみるとやたら髪の毛が密集している。これは異常な抜け毛に違いない!と決めつけてしまうのも、ちょっと早計だと言えます。
長い髪の場合にはそれだけ量が多く見えるからです。本当は3本なのに、クニャクニャとなってまとまってしまうと、短い髪の毛が10本ばかり抜けたようにも見えるものです。
慌て過ぎは良くありません。

もちろん、異常な抜け毛というものはあります。でなければ、抜け毛の治療を行うクリニックもないだろうし、対策の方法がインターネットなどで紹介されていることもないでしょう。
気にしなくてもいい抜け毛と、気にするべき異常な抜け毛。その境目はどこにあるのかというと、「明らかにこれは変だ!」と思えるかどうかです。
「髪が長いから多いように見えるんだ」という説明が出来るレベルなら、まだ大丈夫だと言えます。「見た感じ、そして触った感じ明らかにたくさんの髪が抜けている」というとき、それは普通とは言いがたい状況にあることが推察されるのです。
特に、髪を触るたびに何本か指に絡みついて抜けるとか、家の床や布団、ベッドの上に抜け毛が目立つとか、そういうことがあったら注意が必要なのです。
そういうときは、その状況を何とか食い止めるために、方法を考える必要があるのです。

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